習い事をしていない・・・
年長さんになると、サッカー、野球、スイミングなどスポーツ系の習い事をする家庭が増えてきます。
小学校に行けば、ピアノ、習字、ソロバンなどの文化系、学習系の習い事をする家庭が多くなります。
2つ3つ習わせるのも今は一般的ですよね。
過去にみんなの日記でも習い事をテーマに取り上げたことがありました。
ある相談が届きました。
「小学校に入り、周りのお友達は学童、習い事などで遊ぶ友達がいません。習い事させなきゃいけないんでしょうか?」
我が家の長男は、小学校の頃は習い事をしていませんでした。
本人が「やりたい習い事ないし、おうちで過ごしたい」と言ってたから。
(低学年の頃、行きたくないけど学童に通い、イヤだったそうです。だから家にいたいと言ってました)
「みんなやっているのに〜」
「何か特技を見つけてあげたい」
「これでいいのかな?」
私は葛藤しましたよ。
学校から帰宅すれば宿題してゲーム、読書、絵を描いたりテレビを見たり・・・
趣味や特技はないのか探しましたよ。
常に「これでいいのか?」って子供に確認しましたよ。
中学生になり、部活でいい仲間と出会い、学習塾に通い出しました。
今、長男は大学生。
1人暮らしを始め、新しい生活を満喫しています。
成長した長男の姿を見て、思うんです。
あの時(小学校時代)、無理に習い事をさせなくてよかったんだな、って。
お友達と比べて、焦っていたのは私だけだったんだな、って。
もちろん、子供が自分からやりたい気持ちがあり習い事をしてるのは力を発揮し、成長も大きくあったはずです。
ですが、親が無理やりさせなくても、習い事では学べない「何か」があったのかもしれません。
打ち込めるものがあることは素晴らしいことだと思います。
無理に見つけなくても、与えなくても、様々な視野から親が想像もしなかった世界を見つけることもあります。
今しかできない時間を過ごしていると思いながら、子供の視野を広げていく工夫をして過ごしてみてくださいね。
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