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自分の身を守る本

もし、我が子や知り合いの子がいじめ、虐待にあっていたらどうしますか?

私達の時代のいじめと今時のいじめってちょっと違います。

ネットに嫌がらせを書かれたり、ネット上で仲間外れにされたり。

または金銭が関わったり、複雑で表に見えづらいことが多いです。

だから大人は気付きにくく、「知らなかった」ってことも多いんです。


『こども六法』

出版社 弘文堂

子どもは法律を知りません。

もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。

そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が必要、そう考えて作った本です。


子供にわかりやすいイラストや具体例を取り上げ、法律が紹介されています。

大人は「子供同士のトラブルだし〜」「大したことじゃないでしょ〜」と決めつけ、さらっと流してしまうことも実は法に触れていることもあります。

もちろん、子供同士のトラブルで裁判を起こし罰することが目的なのではなく、子供たちに法律が守ってくれることを伝える本なんだと思います。

いじめられていることを伝えられない子供たちって実は多くいて、この本を見て法律を知り、ちょっと勇気が湧いたり、大人に相談できたり、相手に言い返すことができるかもしれません。


我が家では本棚に置き、誰でもいつでも手に取れるところに置いてあります。

ふと子供達が手にしていることもあります。自分の身を守る意味でも一家に一冊あってもいいかな、と感じた本です。

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