毎日の食事作り
我が家は核家族。
私以外は男子。食事作りは私の仕事です。
時間をかけて作った食事を「いただきまーす」
10分後に「ごちそうさま」
食事が終わった人からリビングへ行ってテレビを見て大笑い。
なんて日ばかりです。
買い物に行ってメニュー決めて、「ごはんまだ?」と急かされ、食事の味付けに文句言われたり、黙々と食べたり。
これにすごく疑問を感じたんですよ、私。
「ご飯を作っても味付けの感想は文句ばかり。おいしいって思わないの?」
「何も言わないのはおいしい証拠だよ」と家族は言うけど、不満!
どうしたら疑問が晴れるのか?
私の頑張りを認めて欲しい。そう思ったんです。
その思いを伝えると子供たちから
「じゃあ、『いただきます』の後『お母さん、ご飯を作ってくれてありがとう』を言うよ、どう?」
と提案されました。
この日からいただきますの習慣に一つ言葉が追加されました。
あの日から10年ほど経ちます。
今でも続いているんですよ、この習慣。
もちろん、忘れて言わない日もあります。
子供たちも成長し、食事作りを手伝ってくれる日も増えました。
そんな日はいただきますの後に「○○、ご飯を作ってくれてありがとう」
と言葉を添えます。
「いただきます」と言う挨拶は2つの意味があります。
・食べ物の命をいただく感謝の気持ち。
・食事に携わってくれた方への感謝の気持ち。
この「いただきます」の中へ食事を作ってくれる方(私)への感謝の気持ちも含まれているのですが、あらためて言葉にされるとさらに気持ちが嬉しくなりますよね。
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