もう3歳・・・。まだ3歳・・・。

我が家の長男は3月生まれ。

3歳になってすぐに幼稚園に入園しました。

トイレも一人で出来る。お着替えも一人で出来る。箸も少しだったら使える。

出来ることを増やして入園しました。（ここまで親の苦労は多々在りましたが・・・）

入園して数ヶ月。

「お母さん、トイレついてきて」

「お母さん、着替えさせて」

「お母さん、食べさせて」

今まで自分でできていたのに！

なんでできないの！

一人で出来るでしょ！

園での様子を聞くと、一人でやっているとのこと。

はじめての育児で私もわからないことだらけ。どうしたら今までみたいに一人で出来るようになるんだろう？そんな思いから、クラス担任に聞いてみました。

「お母さん、まだ3歳ですよ。やってあげていいんですよ。子供から発信する『やって』という言葉に応えることは甘やかすことでも過保護でもないんですよ。」

えっ！まだ3歳・・・忘れていました。

生まれてまだ3歳なんですよね・・・。

それから息子の「やって」に応える日々。すると、今までのように何でも一人で出来るように。育児は進んで戻って立ち止まっての繰り返し。

成長のために必要な戻りがあることを知りました。

それからも育児に悩むことは多々在りましたが、先生のあのときの言葉に何度も救われました。

先日、あるお母さんと子育ての話をしていて、この出来事を思い出しました。

子供が成長した今でも、このときの言葉はずっと胸に残っています。

（akiko）